4月2日のあつまリビング

東京大学の後藤です

新年度を迎えました。
新メンバーも入るので今後一層頑張る予定です。

団地の建物にはそれぞれ数字が書かれています。
住棟の番号ですが何とも独特な書体です。
「公団ゴシック」という高速道路の道路標識に
使われている旧道路公団の書体がありますが、
それに対して旧住宅公団の「公団ゴシック」と言えば良いのでしょうか。


団地に暮らす子供達がこの数字を見ながら、
ぼくんちは3号棟!」「5番の下で待ち合わせ!」等と
話していたのかな、と想像してしまいます。


また、画一的と言われる団地の建物群も、
建物の形や周りの樹木で違った表情を見せているのも印象的です。

今日は天候にも恵まれ、
部屋の中よりも外のほうが暖かいくらいでした。
東京の開花宣言は3月28日に出されましたが、
赤羽台の桜並木はまだ一分咲きのようです。


赤羽台トンネル上の公園では、コブシの花が満開になっていました。
近くに寄ってみると強い芳香が漂っていました。
別名は「田打ち桜」。この花の開花が、春の農作業の目安となったそうです。


来週末くらいにはソメイヨシノが満開になるのでしょうか。
お花見をするのが楽しみですね。



あつまリビングは部屋が綺麗になったので、
机と椅子を並べました。写真も展示してありますが、まだまだです。
今日はその脇で住戸の模型を作りました。
50号棟の一室を作ってみました。
このような模型を用いて、どんな部屋にどうやって住んでいたのか、
住民の方に伺っていきたいと思っています。


次回の開館日は4月9日の予定です。